こんにちは!歯医者さんの雰囲気が苦手なはるきちです!!
猫って歯磨きする必要があるのかな
こんな疑問をもったことはありませんか。
答えは必要です。
この記事を読むとわかること
1・猫にも歯磨きは必要
2・犬猫用の歯ブラシ、歯磨き液などがある
3・歯磨きの仕方
4・歯と健康について
1・猫にも歯磨きは必要
人間が毎日歯磨きをするように、猫にも歯磨きは必要です。
猫はもともと肉食動物なので、獲物の肉や皮を噛み千切ることで自然と歯磨きの役割も果たしていました。
ですが現代の猫は柔らかいウェットフードや、食べやすいドライフードに食事が変わりました。
食べかすが歯に付着しやすく、時間が経つことで歯周病、歯肉炎になってしまう理由から歯磨きが必要になったのです。
2・犬猫用の歯ブラシ、歯磨き液などがある
お近くのペット用品店に必ずペット用の歯磨き用品が売られています。
歯ブラシや、指に巻き付けて使うシートタイプ、歯磨き液や歯磨きジェルも販売されています。
Amazonや楽天などでも簡単に見つけることができますよ。
3・歯磨きの仕方
ステップ1・まずは口周りを触ることに慣れてもらう
初めての歯磨きはだいたい上手くいかないで終わります。
ここで無理にやってしまうと歯磨きが嫌いな子になってしまうので、焦らず時間をかけて口を触ることに慣れさせます。
ステップ2・シートタイプを指に巻き歯磨き
口を触られることに慣れてきたらいよいよ口の中に指を入れていきましょう。
指にシートを巻き付けて手前の歯から始め、徐々に奥の歯も磨いていきましょう。
奥歯を磨くときは気を付けてください。
噛まれるとシート越しでも相当痛いです。
ステップ3・歯ブラシを使って磨く
シートに猫も飼い主さんもなれてきたら歯ブラシを使ってみましょう。
個人的な感想ですが、やはり歯ブラシの方が食べかすを取りやすいと感じました。
また、歯ブラシだと飼い主さんの手も噛まれる心配がありません。
犬猫用に販売されているものでなくても、人間の幼児用歯ブラシを使用しても大丈夫です。
回数は一日1回で大丈夫なので、愛猫とのスキンシップの時間として毎日おこないましょう。
4・歯と健康について
人間と同じで、猫も歯磨きをしないと歯のトラブルがおこります。
一つ違うのは、猫は人間と違って虫歯にはなりません。
口の中の㏗が、人間と違ってアルカリ性なので虫歯が発生しないのです。
ですが歯石を放置してしまうと歯周病、歯肉炎になってしまいます。
歯周病、歯肉炎になってしまうと口臭がきつくなったり、歯茎が赤くなる、歯が黄色く汚れたままとれなくなってしまいます。
歯が痛いと人間と同じで食事がつらくなり、しまいには食べられずに死んでしまうなんてことも…。
歯周病になってしまったら麻酔をしてとることになります。
麻酔はリスクがあるので極力使いたくないものです。
飼い主さんの日々の努力で防ぐことができ長生きにも繋がりますので、まだ歯磨きをしていない飼い主さんがいましたら今日から行動を開始しましょう!!
まとめ
猫にも歯磨きは一日1回必要!
ペット用品店やAmazon、楽天などで簡単に歯磨き用品が手に入る
まずは口周りに触られることになれてもらい、シートで歯を拭く。それにも慣れてきたら歯ブラシを使って食べかすを落とす。
猫は虫歯にならないが歯周病などの口内トラブルがおこるので、必ず毎日1回歯磨きをおこなうことで、長生きにも繋がる。
現在はるきちも毎日愛猫の歯磨きをおこなっております。
ですが8歳のランちゃんは、猫に歯磨きをするといった概念がなかったのでこれまで全くおこなっておりませんでした。
なので奥歯に歯石がついてしまい、歯茎も赤く炎症を起こしてしまっています。
炎症しているところを触られると痛そうにするので、これまで歯磨きをしてこなかったことを後悔しています。
病院で診てもらいましたが、まだ取らなくて大丈夫と診断されました。
歯石はとってもまたついてしまうことが考えられます。
麻酔はそのまま目を覚まさないリスクがあります。
現在の年齢を考慮しご飯も問題なく食べれているので、歯石を取るのはもう数年後でも大丈夫との診断をされました。
この反省を活かしてふくちゃんは小さいうちから歯磨きを毎日おこなっています。まだ1歳ということもあり真っ白なきれいな歯です。
ランちゃんもこれ以上悪くならないように歯磨きを頑張って継続しています。
動物病院の先生は野良猫などの年齢を判断するのに歯石の付き具合で年齢を判断されたりします。
数年前に拾った別の猫も歯石の状態をみてだいたいの年齢を教えてもらいました。
歯が一生の宝なのは人間も猫も変わらないので、愛猫の歯磨きを毎日頑張りましょう!!