ペットの死に向き合う準備を…
突然重たい話ですみません。
あなたの大切なペットもいつか亡くなってしまう、その心の準備はできていますか。
私にも大切な子がいました。
その子は野良猫で、保護したときには推定6歳。
骨と皮しかないガリガリの雌猫でした。
とても人懐っこい子でしあわせにしてあげたかったのですが、保護から半年もしないうちに突然亡くなってしまいました。
私はとても立ち直れないほどおかしくなってしまい、自らの死も考えるほど追い詰められました。
その時にあるお話を知りました。
そのおかげで私は精神的に救われました。
この経験を生かして、皆様がペットロスの症状が少しでも和らぐように、今回はあるお話の紹介をしたいと思います。
虹の橋のお話
虹の橋のお話を聞いたことがありますか。
知らない方、知っているけどうろ覚えの方、まずはこちらをどうぞ。
虹の橋
原作者不詳
日本語訳:ふくふくやま
天国の少し手前に、「虹の橋」と呼ばれている場所があります。
この世界で生前、誰かと寄り添い、暮らしていた動物たちは、
その命の灯が消えたとき、「虹の橋」のふもとへ行くのです。そこには、草原や丘が広がっていて、
動物たちはそこで駆けまわり、
ともにじゃれあって、楽しく遊んでいます。おなかいっぱいのごはんと、きれいなお水、
そして優しい太陽の日差しに溢れていて、
みんながそのあたたかな場所で、のんびりと暮らしています。病気にかかっていた子も、年老いた子も、みんな元気を取り戻し、
傷の痛みに苦しんでいた子もすっかり健康なからだを取り戻し、
昔のように、そしてまるで夢のように、そこでは過ごしているのです。動物たちは幸せに暮らしているのですが、
たったひとつだけ、心を満たしていないことがあります。
それは、かつて共に過ごし、愛し合い、寄り添っていた人が、
ここにいないことが、恋しくて、寂しいのです。動物たちが一緒に遊んで、駆けまわっていたある日、
ある子がふっと立ち止まり、遠くを見つめていました。
その子の目は、次第にキラキラと輝きだし、よろこびで震えだします。
突然、その子は仲間から離れ、草原を飛ぶように走っていきます。
速く、速く、それはまるで風のようです。その子の視線の先にいたのは、
共に過ごし、愛し合い、寄り添っていたあなたでした。その子とあなたは、虹の橋のふもとで再び出会います。
あなたは、愛するわが子を抱きしめ、愛情いっぱいにふれあい、
二度と離れることはありません。あなたは満面の笑みで幸せにあふれたキスを受け、
もう一度、愛するわが子を抱きしめるのです。
そして、わが子の顔をのぞきこみ、見つめあっては、語りかけます。きみと別れてからの長い長い人生を、
私は一生懸命生きてきたよ。
その中で、きみを忘れたことは一度たりともなかったよ。
やっと会えたね。そしてあなたたちは寄り添いあって、
共に天国へ続く虹の橋を渡っていくのです。
以上が虹の橋のお話になります。
このお話は1980年頃に作られたと考えられていますが、作者不明の世界的に有名なお話です。
実はペットを飼っている人の間で広く知れ渡っています。
最愛のペットが亡くなったあと虹の橋のたもとでその子が待っていてくれて、
最終的には一緒に虹の橋を渡っていくというものです。
この話の凄いところは、どの宗教にも亡くなったペットがこのような場所で待っていると語っているものがないことです。
これがどこかの宗教で取り上げられていたらここまで広まっていないでしょう。
私自身も宗教は好きではなく、なんの信仰心もないのですが、このお話はすぅっと心に入ってきました。
衝撃!奇跡が起こる
最初に述べた、半年で亡くなった子の話に戻ります。
亡くなってから初めて迎えたあの子を拾った日。
8月の暑い日で、ずっと晴天続きでした。
その日も朝からギラギラと晴れていて、暑い暑い言いながら外仕事をしていました。
時間調整の為停車し、小休憩をしていたところに突然のお天気雨が…。
するとなんと、目の前に大きな大きな虹が現れたのです!!!
それが上の写真です。
あの子を拾った日に、亡くなったあの子が今いる虹が目の前に現れたのです
こんなことってあるのだろうか、とても驚きました。
それと同時に大好きなあの子を思い出して大号泣。
仕事にならなくなり、落ち着いてから目の周りにとんでもなくファンデーションを塗ったくり再び仕事へ。
話がうますぎる…と思われたら悲しいですが、実際に私が体験したお話です。
この経験もあったので、虹の橋の話を余計に受け入れることができ、今では安定した精神を取り戻しました。
あなたにも心の準備をしてほしい
最愛のペットが亡くなるのは誰でもつらいことだと思います。
ただ、もうひとつ気づいてほしいことがあります。
それはあなたを大切だと思っている人が、あなたをとても心配していることです。
私はあまりにもボロボロに傷ついたのでとても心配されました。
私には心の準備ができていませんでした。
この話を知っているのと知らないでその日を迎えるのは全然違ってきます。
悲しみに打ちひしがれて日常生活が壊れてしまう前に、しっかりと心の準備をしましょう。
そして、今いる最愛の子との時間を大切に大切に過ごしていっていただけたらと思います。